ニューダブロで、顔の脂肪を減らしすぎないために
麻布台のアートラウンジクリニックでは、ニューダブロによるHIFUを、患者さんの骨格、脂肪のつき方、今あるボリュームに合わせて、院長が治療計画を立てています。よく聞かれるのは「HIFUで顔がこけませんか?」という質問です。中野陽子院長に聞きました。
HIFUで顔の脂肪が減ってしまうのでは、と心配する方がいます。実際にそのリスクはありますか?
あります。ですので、そのご心配はもっともです。HIFUは皮膚の下に集束超音波のエネルギーを届けます。照射の深さ、設定、お顔のつくりによっては、引き締めたい組織だけでなく脂肪にも影響することがあります。だからこそ、施術はお顔に合わせて組み立てる必要があります。もともと細いお顔の方や、こけている部分がある方は、ボリュームを残すことが特に大切です。施術をご提案する前に、引き締めが必要な場所と、ふくらみを残すべき場所を見極めます。
HIFUが必ず脂肪を減らすわけではありません。フェイスラインの脂肪を減らすことを目的にしたメニューもあり、それを望む方にとっては正しい目的です。一方で、顔を細くせずにフェイスラインを引き締めたい方には、逆の考え方で治療計画を立てます。引き締めが役立つところに当て、ボリュームを残したいところにはエネルギーを当てません。脂肪がまったく減らないと保証できる方法はないので、細いお顔やこけたお顔の方ほど、適応の見極めと治療計画が大切です。
どこに当てるか、何ショット使うかは、どう決めていますか?
お一人おひとりのお顔に合わせて決めます。まず、骨格、皮膚の厚み、ハリ、ふくらみやこけのある場所を診ます。そのうえで、どの部位に、どの深さで、何ショット当てるかを決めます。同じように「フェイスラインを引き締めたい」という方でも、治療計画が大きく異なることがあります。ショット数は多ければよいわけではありません。
ショット数は、診察でお顔を拝見し、ご希望を伺ってから決めます。ふくらみを残したい部分は、設定を調整するか、当てないようにします。
使っている機器は何ですか? ウルセラとはどう違いますか?
当院ではニューダブロを使っています。深さは1.5mm、3.0mm、4.5mmです。1.5mmと3.0mmでは、HIFUと高周波を同時に当てるハンドピースもあり、肌の引き締めと深い層の引き上げの両方を望む方に使います。4.5mmはHIFUだけです。これは当院での使い方の説明で、どちらの機器が優れているという意味ではありません。
ウルセラを探して当院にたどり着く方もいます。当院のニューダブロは、ウルセラとは別の機器です。どちらも引き締めに使われますが、技術も臨床的な根拠も異なります。ウルセラには、施術中に組織の層を画面で見られる超音波画像の機能が付いています。当院では、別の超音波機器でお顔の構造を確認し、治療計画に役立てることがあります。これはウルセラに組み込まれた画像機能とは別のものです。違いは診察でご説明し、お悩みに合う施術かどうかを一緒に考えます。
どのくらいの変化があり、どのくらいの間隔で繰り返しますか?
熱によって当てた組織が縮み、肌がもともと持つ修復の働きが促されて、コラーゲンの生まれ変わりを助けます。変化は数週間から数か月かけて少しずつ現れ、人によって差があります。HIFUで外科的なフェイスリフトと同じ結果は得られません。
当院では通常、肌の状態、目的、施術への反応に応じて、4〜6か月あけることをお勧めしています。時期が来たから当てるのではなく、もう一度必要かどうかを診察で判断します。
料金はいくらですか?
全顔+あご下で、ライト¥96,000、スタンダード¥151,200、プレミアム¥199,600です(税込)。看護師ではなくドクター照射の場合は、¥100,000の手技料をいただいています。初診料は¥3,300(税込)です。
ダウンタイムやリスクはありますか?
ほとんどの方は、すぐにふだんの生活に戻れます。軽い赤みや腫れが出ることがあり、たいてい1〜2日で落ち着きます。数日、当てた部分に押したときの痛みを感じる方もいます。まれに、内出血、一時的なしびれ、ごくまれにやけどや神経への刺激が起こることがあります。施術中は熱くチクチクした感覚があり、骨の上で強く感じます。リスクは診察でご説明し、HIFUがお顔に合わないと考えるときは、そうお伝えします。